2013年12月17日火曜日

医師による健康講座 開催

医師による健康講座を開催させて頂きました。

会場は道順庵です。
http://www.doujunan.com/


セントマーガレット病院の小松崎さんからご紹介頂きました。



講演は
「長寿と食事療法」について、多田紀夫医師
「食事と食べ方と組み合わせについて」管理栄養士 阿部知子さん




内容は最新のデータをもとに、現在の医療方針等にも触れ充実したものでした。



かいつまんで内容を申し上げますと、
長寿の県のデータとして1985年までは沖縄県が一位でしたが、2013年では長野県が一番になっています。沖縄県は30位に後退し、長野県は1995年から一位を独走しています。

原因として、沖縄県は米軍の基地の影響か欧米化した食事にみまわれたこと、長野県は徹底して減塩に努め、医療機関が率先してキャンペーンに努めたことがあるそうです。

長寿の秘訣を現代医療からみると
食事を制限する事が平均寿命と最大寿命を延ばす最良の条件との事。

無理な食事制限は言うまでもなく、逆効果になります。ダイエットは要注意。栄養不良を起こさない程度に。

食が細くなっている方も要注意。知らずに低栄養になっていないか気をつけましょう。とのこと。

何をどう食べるかは個人差もあり一様に論じられませんが

例として上げて頂いたのは、
チベット医学では、胃の1/3は食物で満たす。胃の1/3は水分で満たす。残りの胃1/3は空けたまま。

ヨガでは、胃の1/2は食物で満たす。胃の1/4は水で満たす。残りの胃1/4は空けたまま。

とのことです。

臓器を疲れさせないように節食し長持ちさせ、長寿の遺伝子が働きやすい環境も節食により整うとのこと。

運動も良いのですが平均寿命を延ばす程度。節食にははるかに及ばないとの事です。


病気にならないで長寿になる秘訣は食べ過ぎない事。

また、長寿家系の遺伝的要素はせいぜい25%~30%程度。食事の摂り方が長寿に良い家系と言えそうです。






百寿者の特徴として

栄養状態の指標:血清アルブミン値は低く、低栄養であり、百寿者の多くは虚弱でした。

病気:百寿者は糖尿病の率が低く、動脈硬化の進行も遅かった。

生活習慣:飲酒率は変化なし。喫煙率はかなり低い。

性格:男性は神経症的(健康志向で、ちょっとしたことでも病院に通うことが多い)
女性は外向性(対人交流が多くストレスが発散しやすい)ことと誠実な性格。

男女ともマイペース。

食生活:一日3食きちんと食べる90%以上。 2食は7.5%以下。間食をしない。
乳製品を毎日65%。卵は50%以下。豆腐・海藻も50%以上食べる。


とのことでした。




言い尽くせない内容でしたが本当にありがとうございました。

2013年12月8日日曜日

事前相談②



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大切な人の為に

今、できる事