ある日の通夜振舞い・お清めの料理です。
握り寿司です。
おいしそうですね。
ラップの上から撮ってしまったので映りがいまいちですが、
この煮物、当社自慢の煮物です。
本当においしいんです。
天ぷら盛り合せです。
揚げたてではないのですが、
冷めてもおいしくなる工夫をしております。
抹茶塩・温かい出し汁につけて召し上がります。
これは一例になりますが、
他にもオードブルなどもございます。
色々な葬儀社が色々な工夫をしており、
フレンチだったり中華だったり、色々な試みをしております。
我々も、故人様が好きだった食べ物を
一人前ご用意し、お供えしたりした事などもあります。
もともとお葬式の時の食事は、
共食の観点からも非常に重要視されてきました。
食い別れだったり、食事の魅力で蘇生を願ったりなど、
人間の食事に対する姿勢は他の生き物にはないのではないでしょうか?
しかしながら、一般家庭では、
皆と同じものを共に食す共食から
生活事情などから孤独な食事を余儀なくされる孤食。
好きで一人で食事をする個食の方が増えているようです。
皆と食事をしても、人とは違う、好きなものを好きなだけ食べられる時代です。
現代生活では仕方がない、との一言で片付けていいものかどうか疑問です。
栄養面の問題もあるでしょうが、何よりは心の問題が大きいでしょう。
本当の豊かさとはなんでしょう?
そしてお通夜とは、
故人様と共に食事にし、夜を共に過ごす。
とても貴重な時間です。
もう一度その意味を考え直したいですよね。
0 件のコメント:
コメントを投稿