葬祭ディレクター試験の東京ブロックが東京流通センターで行われました。
一夜明けて、投稿しています。
昨日は晴天で最高の試験日よりでした。
会場の真上は雲ひとつありません。
こちらが会場の建物で2階が試験会場でした。
試験にはこの会場だけでも335人を予定していました。
受験者の皆さんが試験のスケジュールを確認しています。
私とYさんは受験番号がはなれていましたが、同時刻の受験スケジュールでした。
午前中に学科試験が2つありまして、午後に実技試験が3つありました。
試験の為の準備は十分とは言えませんがそれなりに行ってきましたが、試験会場に入り試験が近づくとじわじわと緊張感が高まってきました。
私たちは1級の受験でした。
学科試験は過去問題を参考に勉強したのですが、今年の問題は過去問題に加えて新たな角度からの出題も多かったように思いました。
教科書の本文を補足するために小文字で記載された事項から出題され、今までの基本事項はその分割愛されているようでした。
問題の出題箇所をラインマークしましたが、ラインマーク以外の場所にも目を配るべきでした。
これまでは同じ個所からの出題傾向がうかがえていました。
今年は、要するに、今までの過去問題から山を張って読んだ部分以外の
空白部分から出題されていたので、正確な固有名詞や数字の部分(年代・数量・時間・法令番号)が頭に入っておらず、「カン」に頼る問題も多くありました。
教科書の記述の解釈を正確に理解することを審査する設問形式にシフトしてきたのかもしれません。
以前よりいっそう、葬祭に関する一般常識や接客、サービスに関する言葉使い、多様化する宗教の基本知識も出題されていました。
基本よりも少し掘り下げて設問を作ったという感じでした。
今思えば、関連書籍も読むほうが有利ではないかと思います。私は葬儀概論以外の書籍は参考書にしませんでした。
今後、数年後に受験される方には日ごろから葬儀概論を手元に置いて、固有名詞や数字を意識して読むことをお勧めします。
今回、試験問題の読む分量も多少多かったのでしょうか。時間もぎりぎりでした。
難しいと思いました。点数が心配です。
幕張試験は机の木の硬さに驚きました。
練習していた木材とはまったく違い硬くて画鋲が入りにくく、はかどりません。
試験の目標は出来栄えよりも
完成を目指すことでしたので、MAXスピードでの作業です。
焦りからメジャーをずらしてしまい基準を取り直す場面もありました。
私は、やっとで完成出来たものの普段よりかなり時間ロスしてしまいました。練習では5分30秒から6分程度でしたが、試験では約6分30秒くらいはかかったと思います。見直しの時間はありませんでした。
画鋲一か所で一秒多くかかると、全体で一分間のタイムロスですから。恐ろしい。。。
Yさんは受験グループ中、最も早く終了したというのでさすがです。おそらく5分前半くらいではないかと想像します。
幕張試験を終わったところで、胃がしくしくと痛くなり始めました。
一時間ほどインターバルがあったので、軽く食事をするためにラーメン屋に行ったのですが、食べた気もしません。
M課長も去年の受験経験者としてオブザーバーをしてくれていたので細かな経験談も聞けました。M課長はそれほど緊張もせずやりやすかったと言うのでさすがです。
しかし、みんな緊張するのは一緒だと解ると多少は気がほぐれたように思いました。
私の残りの試験は接遇・司会の二つでしたが、待っている間にも胃は痛み始めました。
接遇と司会は立ち居ふるまいから、打ち合わせの基本技量、司会の正確さなどを審査されるものです。
普段、自由に過ごしているのとはわけが違い「借りてきた猫」のように礼儀正しくおとなしくしているのはけっこう大変だと解りました。
普段の司会や葬儀の打ち合わせでは「自己流」ですから、形にこだわって行う試験は想像していない緊張感でした。
練習の時に気楽に出来上がっていても、
本番の緊張を考慮しておくべきだったと
今更ながら思います。
受験して経験しないと試験会場の雰囲気は解りませんが、独特の緊張があることだけは心がけておくと、緊張も薄れると思います。
同じ日に受験した方達も、きっと同じような感想を持ったのではないでしょうか。
とっても良い経験とともに、疲労感が残っています。
どうあれ試験は終了し後は結果を待つばかり。2カ月後に発表です。
営業部 磯野でした
今年のディレクター試験の練習風景 平田さんの投稿です
http://attainataka.blogspot.jp/#!/2012/08/blog-post_9236.html
平田さんとM課長 去年の挑戦の投稿(二人はみごと合格)
http://attainataka.blogspot.jp/#!/2011/09/blog-post_12.html