本当はお彼岸に行きたいと思っているのですが、仕事柄お彼岸には敬老会などのお手伝いで休みが頂きにくいのです。
私の中ですが、旧暦の彼岸と言い換えてお墓参りが遅れることをご先祖に言い訳しています。
私の家の菩提寺は日蓮宗のお寺です。
東京都町田市本町田にあります。
鎌倉海道沿いのお寺です。
町田市は起伏のとんだ地形で、お墓も本堂のある場所からしばらく坂を上ったところにあります。
最近、お墓を求める方達が、水場が近くて坂があまりない墓地を希望する話を聞きます。
実際、上るのが大変なのですが考えようによっては景色に恵まれていると私は思っています。
遠くに見えるのはおそらく大山(丹沢)だと思います。
とても温かい日でした。上着も要らない気候でしたので近くの散策もしました。
徒歩ですぐのところに町田市立博物館があります。とても小さな博物館です。
42年前に開館した博物館、それは私が小学校に入学してすぐのころの時期です。
町田市立博物館
http://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/bunka_geijutsu/cul/museum/hakubutukan_top.html
企画展示は佐倉市にある国立歴史民族博物館蔵のコレクションでした。
現在も中学生以下の子供は無料、大人300円で見られるところです。
このように地域にあり気軽に見学できる施設は、私自身、小さい頃から好きで何度も訪れていました。企画が変わるのを楽しみに待っていた記憶があります。
そもそも、この博物館はすぐ近くに縄文弥生時代の住居跡が発見されたのがきっかけで作られたそうです。
建築のデザインもしゃれています。
博物館に隣接して縄文時代と弥生時代の住居が復元されていて、公園になっています。
竪穴式住居が最近復元し直されたようです。子供のころ見た形と微妙に違います。新しい研究成果のようです。
私に小さい頃から歴史的な興味を持たせてくれたこれらの施設は、振り返ると有意義なものだと思っています。
現在、八千代市でも図書館が造られていますが、博物館も出来たらいいなぁと思います。
将来の八千代市を担う子供たちに良い環境をととのえるのは地域の発展に欠かせないでしょう。
弥生時代の住居は萱ぶき屋根だけを伏せたような形をしています。
中に囲炉裏がきってあり煙を利用して乾燥する造りも似ています。
この町田の地域に住んでいた人々の文化が脈々と続いているのを感じられます。
子供の頃の思い出も感じたお墓参りでした。
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