「友引が決まらない」
葬儀業界を震撼させる2033年旧暦問題
先日、YAHOO!JAPANのトップにこんな見出しのニュースが!内容を簡単に言うと
旧暦にはうるう月というものがあり、
現在、日本の旧暦を決めている天保暦ルールでは、
2033年にうるう月が決めることができなくなり、
それに伴い、六曜の決定もできないというものです。
そもそも日本では旧暦と六曜のに基づいて
物事を進めることが多いですよね。
六曜の中でも
葬儀は特に友引が重要となっております。
本来の友引は共引と書き
「物事に勝敗無し」というのが本来の意味です。
いつしかそれが友引となり、
意味も「友を引く」という事で、
友をあの世へ連れて行ってしまうとの迷信が生まれ、
友引の葬儀は避けられてきました。
それに伴い火葬場も休場となり、葬儀ができないという事が現状です。
最近では友引を気にする方も少なくなり、
友引のお通夜は執り行われることがほとんどです。
火葬場は、友引の休場はメンテナンスに充てているようで、
必ず休場日は必要なのではないでしょうか?
我々葬儀社従業員の休日は
友引に固定されているわけではありませんので、
今回の問題による休日設定というのはあまり関係ありません。
時間設定の矛盾はいつの世も付きまとっています。
今後は、コンピューターの2038年問題という大きな問題もあります。
そして、
言い方は悪いですが、
2033年頃は、死亡者数もピークをむかえる頃です。
火葬場数の問題もあります。
大きな混乱を招く前に、
見識を一致させ早めの対応をしたいものですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿