心のカルチャー講座 絵手紙の会を開催させて頂きました。
今日の画題はひまわりです。
なんで今更ひまわりなのか??
先生の思いはこうです。
「今年の夏は記録的な暑さでした。その中でたくましく今まで咲き続けてきたひまわりの強さ、たくましさを表現してみましょう」
とのこと。
参加者の皆様も真剣そのもの。
何かを頑張っている姿は人を感動させるのではないでしょうか。
ひまわりも何も言わず炎天下の中を「生きている姿」が見る人に感動を与えます。
感動する心は見る人にも、一生懸命、今日を生きる思いに通じるとおもいました。
大きなこと、偉大な事に感動する心は誰にでもあるもの。反面、小さなこと、目立たない事は見過ごされたり、普段は考えもしない心も誰にでもあると思います。
言葉では簡単に言えることですが、素直な気持ちで物事を見ることがとても大切なことだと、絵手紙を描くと感じます。
目立たない事に感動し、心が温かくなることは、出来事の多い最近では見過ごされてしまいます。
そんな毎日を過ごしている間に、時間ばかりが過ぎてしまい、本当の心の平安や豊さに気付けないまま過すしてしまうのはもったいないとも感じました。
古い書物や諺(ことわざ)などには
「人は、幸せを他人と比較してしか感じることが難しいものです。しかし、自分と他人は幸せと感じる部分が違うことも知るべきだ」といった内容の話があります。
他人ばかり見て気にしていたら、自分にとって一番大切な「目立たない事」で感動する事がいつまでもできないかもしれません。
気づくのは今でしょ。みたいな。
本日の告別式でお送りさせて頂く故人様も素晴らしい絵を残されていらっしゃいます。
絵を拝見して、
絵を描くことで、故人様にとって一番大切な事、幸福と感じる思いを残そうとしていることが伝わってまいります。
絵手紙は物事や世の中を客観的に見る訓練にもなると思い、感慨深く、勉強させて頂きました。
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