先日、ご紹介した通り
道順庵の庭では
河津桜が咲き誇っております。
そんな満開の桜の中、
本日も一件のお葬式がありました。
ご家族とお話をしていたN女史。
故人様が桜をお好きだったというのを聞いた後、
庭の桜を少し取ってきて、そっと祭壇へ・・・
喜んでいられたのがとても印象的なご葬儀でした。
他にも祭壇の上には、
最初から用意されたお花が
飾ってあったんですが、
なぜでしょうか、不思議と
その桜が一番きれいに見えました。
会社の中で一介のスタッフが
できる事というのは限られています。
お金をかければ色々な事は出来ます。
では、お金をかける事がサービスでしょうか?
N女史はいつもそれを無言で教えてくれます。
そして、桜を見ようと庭に出てみると・・・
桜の木のそばに
綺麗な花が一輪だけ
シャンと立っているのを見つけました。
人が亡くなる一方、
誰も気がつかないところで
新しい命がはぐくまれている。
命って不思議ですね。
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