お焚き上げ法要のお手伝いに行ってきました。
このお焚き上げ法要は毎年の恒例行事になっています。
古くなった仏壇、仏具を 淨焚法要(じょうぼんほうよう) するための一連の行事です。
今年は先日行われた人形供養会も兼ねる形になりました。
人形供養祭はこちらをご覧ください。
早朝から準備に取り掛かります。気温は2~3°くらいでしょうか。
外套を着ていないと寒い日でした。
お焚き上げと言ってもお寺様が役所に事前にお届けし、役所のご指導のもと民家からかなり離れたところだけで行われるそうです。
「宗教儀礼と言っても環境のことに十二分に配慮しなければなりません。ですから役所のご指導のもと厳密に行っているのです」
とご住職はおっしゃっていました。
お客様のご依頼で下げてきた仏壇や白木の位牌を炉にセットしていきます。
ご縁のあるご上人さまもお手伝いに駆けつけてくださいました。
炉のセットが完了しました。
ご住職の読経が始まり、お焚き上げの点火です。
安全に配慮するためにかなりの人数がお手伝いして作業にあたっています。
弊社の社長が現場で直接指示をだしています。
気温は寒いのですが、火の近くには寄れないほどの熱さです。
倒れた竹を使って火かき棒に使っています。
ご住職と交代で燃えている間中読経を続けていました。
段ボールで盾を作り火の調整に当たっています。
法要後のお塔婆もお焚き上げいたします。
灰が散らないように中心に集めるのですが、熱くて近づけず二人がかりです。
いまだに気温は4℃です。
熱かったり寒かったり着るものに困る日(お焚き上げ)でした。
すっかり焼け落ちて白い灰になりました。
灰はほとんど残らずに燃えつきます。
また、灰は地面に着かないように鉄板の上に残します。
役目を終えた道具達に感謝を込め、お焚き上げを終えると心地よい疲れとともに安堵感が心に起りました。
今年の節目として気持ちに区切りをつけられたことに感謝したいと思います。
営業部 撮影/平田 文/磯野でした
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