2012年5月28日月曜日

花いっぱいプロジェクト その後

自宅で花いっぱいプロジェクトに「 参加 」している者として、先日の後日談を一つ。

花の種類が解らなかったのですが、育ってきたら

菜の花でした。



まだ、若い葉の時に「食べられそうな葉っぱだなぁ」と思っていましたが、おおむね正解でした。


この花壇の下には、団子虫♥ がすごい数います。
団子虫は下の方の葉っぱをかなりの勢いで食べています。私が思うに、美味しいのだとおもいます。
私も、見ているとよだれがでてきます。


最近、自然農のことを知ったのですが、自然農とは
耕さない草原などに適応する食物になる植物を育てるものです。

農薬は一切使いません。
それと、除草剤などの農薬を使った土地は5~6年寝かさないと自然農には使えないそうです。

農薬によって生態系がくずれ、余分な昆虫が繁殖するのだそうです。


私の花壇には、農薬や肥料など一切使いませんので、自然農状態の花壇です。


団子虫が邪魔かと言うと、とんでもない、ものすごく活躍しています。

虫と、植物には共存関係があるらしく、自然の状態では、虫は全ての葉っぱを食べてしまうことは決してないのだそうです。

虫も植物も協力しあい、植物は下の方の葉っぱを食べてもらい、すっきりして、虫はそのお返しに肥料となる糞を根の周りに落とします。

植物も虫もお互いを生かすように振舞うなんて、自然のありようは美しいものです。

(アメリカシロヒトリなどのガの幼虫は木をすべて裸にする勢いで葉を食べます。この虫の業(ごう)は深いのだと思われ(?)ます。木が枯れることなどお構いなく、葉が無くなれば次の木に移動。虫も人もほどほどが一番幸せ。外来種のポピーの根っこの周りにも毒素を出すのでしょうか他の植物は育ちにくいみたいです。こんど、毒素を検索してみます)



自然に分かち合えば、太陽や風や雨や星や月や人や虫とともに、きっと幸せに。
そして、植物は勝手に、立派に育ちます。

菜の花の種子の立派なこと。


植物的な生き方  動物的な生き方の融合が花壇では繰り広げられています。



そして、もう一種。
これは、平田さんの言葉から始めたのですが、ヒョウタンを種から植えてみました。
今の状態では、土地に合うのか微妙な感じがしています。
しかし、少しずつ成長はしています。

一袋の種をまいて、残ったのが4株ほど。

これからがどうなるのか見ていこうとおもいます。



営業部 磯野でした



PS
野生のポピーのことを検索したら、やっぱりありました。
ポピーの根からは他の植物の根が育たなくなる物質を出しているそうです。
野原などで群生して綺麗なのですが他の植物は姿を消してしまうそうです。
根を育たせない物質は、地中に残留し結局はポピー自体も自分の毒で枯れるそうな・・・連作障害も同じようなことではないかと書いてありました。

0 件のコメント:

コメントを投稿