2016年3月26日土曜日

『日本国の借金ってどうなってるの?』

『消費増税先送り検討』
このようなニュースをネットにて見つけました。




景気条項を削除してまで躍起になっていた増税に
先送りも含む『検討』という話が出てきています。
景況感が追い付かず増税がふさわしくないと判断したのでしょうか?
それとも選挙を意識してのことでしょうか?

それでも増税にこだわるって、日本国の借金がやばいのではないか???

と思ってしまいますよね。

麻生前金融担当大臣が日本の借金について面白い解説をしていたので
私なりにわかりやすく解説してみたいとおもいます。




テレビなどで国民ひとりあたりの借金が約830万円とよく聞きますが
これは国民は830間年の借金をしているのではなく830万円貸しているというのです。

ん?ん?そんな金持ってるわけないじゃん・・・


どういうことかというと、借金というのはたとえば100円借りたとすると
必ず100円を貸した誰かがいます(帳簿上は当たり前ですね)。
つまり、日本国の借金1053兆は誰かが1053兆円を国に貸しているということです。

さて、誰が貸しているのでしょうか?
日本国債(日本の借金)の買い手は94%が国内です。
この94%のほとんどは機関投資家と呼ばれる銀行などが中心です。

この銀行にお金を預けているのは誰でしょうか?

そうです国民なのです。

国は銀行を通して出資者である国民(など)に債務を返還する義務があるということです。



なんだ借金があるんじゃなくてお金を貸してるなら安心だね。
しかしなんで増税に躍起になってまで財政立て直しをしてるんだろう?

これはおそらくですが、近い将来に日本国内の資産を
借金が超えると予想するからだと思います。
約1400兆円といわれる個人金融資産に、
利息でぶくぶく膨れ上がる1053兆円の借金が迫っています。



破たん前には必ずと言っていいほど長期金利が急騰します。
先日テレビなどでマイナス金利と話題になっていましたし
 すぐに破たんなどという大げさなことはまずないでしょう。

いつも何が書きたいのかわからないブログですが
たまにはためになる少しまともなことを書いてみました。
いつもと違った目線で見てみると面白いかもしれません。

(国家の借金については諸説ありますので参考程度にしてくださいね。)

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